経済産業省が発表しているフードロスの情報では
日本で食べられるのに捨てられている食品(フードロス)が
年間で642万トンあり、国連が食糧難に苦しむ国々に
援助している総量(320万トン)の約2倍となっています。
かなりの量の食品を廃棄していますよね・・・
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国連の持続可能な開発サミットでは
2030年までにフードロスを半減させることが
「決議」されています。
そこで食品メーカーが容器包装に注目して
フードロスを減らす取り組みを進めているんです。
どんなものか?と言うと容器内に侵入してくる
「酸素」や「光」を制御して品質の劣化を防ぐことで、賞味期限を延長したり、
チューブなどに入った中身を最後まで搾り出せる、工夫がされた容器を開発するなど
流通している商品(食品)を少しでも長く!そして最後まで
食べられるように進化しています。
そんな中、僕が個人的に思うのは
そもそも必要以上に作り過ぎなのではないか?と言う問題点です。
食品を販売する店舗は「欠品」を恐れて
商品(食品)を余分に発注します。
そして思ったほど売れないと、廃棄になるのです・・・
販売者として商品が店頭に並んでいなかったり
材料がないから食品を提供出来ないというのは、避けたい事なのかもしれませんが
発注の精度を上げていかないと、食品ロスが利益にも関係してきますもんね。
年間で642万トンもの食品を捨てている現状は、異常ですが
逆に言うと、まだまだ改善の余地があるって事ですよね?
賞味期限の延長も必要な取り組みなのですが
食品を発注し過ぎる⇒だから作り過ぎて売れ残る!
この仕組みも見直しをかけないといけませんね。
2018.3.22 mint