HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&Aの内容まとめ<4> 完

平成30年(2018年)、8月31日に、厚生労働省から各自治体宛に

「HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&A」についてのお知らせがありました。

 

数回に分けてQ&Aのポイントをまとめてきましたが、今回が最終話です。

初めての方は、このテーマの<1>から、読んでみて下さい。

HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&Aの内容まとめ<1>

 

 Q16. 総合衛生管理製造過程承認制度(マルソウ)が廃止されることで、食品や添加物等の規格基準によらないで、製造することが認められた食品の取り扱いはどうなるのか? 

ポイント

1. マルソウが廃止される前に、食品の製造加工基準を整備する。

2. 基準に定めた方法以外の方法により、製造加工する場合は厚生労働大臣の承認が必要。

【補足】

・厚生労働大臣の承認手続きについては、現在のマルソウと同様で、

製造加工の方法や製品の試験結果等の資料に基づき、

現場調査や専門家による検討を行い、食品衛生法を遵守した場合と

同等の安全性が確保されていると判断されたものを例外として承認する予定である。

※マルソウ=総合衛生管理製造過程

 

 Q17. 消費者は訪れた飲食店が「HACCPに沿った衛生管理」を実施していることや、購入する食品が「HACCPに沿った衛生管理」の下で製造・加工された事をどのようにして判断すればいいのか? 

ポイント

現時点では明確な判断基準はない。

【補足】

・店舗のよく見える場所に「HACCPに沿った衛生管理」を実施している事が分かる資料を掲示するなど事業者の取り組みに委ねられている。

・事業者団体が自主的な取り組みを表示している例もあることから、どのような対応が可能かを検討している。

 

 Q18. 「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」とでは、達成される衛生水準に差はあるのか? 

ポイント

達成される衛生水準に差はない。

【補足】

・「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の違いは、

事業の規模や食品の特性に応じて、管理方法が違っているだけで、

求められる衛生水準(安全性)に違いはない。

 

 Q19. HACCPに沿った衛生管理が制度化されることで、エイジングビーフや鳥の刺身などを食べることが出来なくなるのか?

ポイント

安全性が確保されていると認められる場合は食べることが可能。

【補足】

・HACCPが制度化されると、衛生管理計画の策定や検証を通じて、

十分な安全性を確保することが求められる。

その為、管理が不十分だと判断される食材は、提供する事が出来ない。

結果、食べる事が出来なくなる可能性はある。

※エイジングビーフ(乾燥熟成肉):食肉を調理前に一定期間、乾燥熟成させることで

肉を美味しくしたり、柔らかくしたもの。

※以上 厚生労働省資料参考

 

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2018.9.11 mint

 

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