埼玉県にあるスーパー(でりしゃす)で販売された
「ポテトサラダ」を食べた人が
腸管出血性大腸菌(O-157)に感染したという集団食中毒問題で
営業停止となっていた店舗の営業が再開されました。
※追記:2017.9.20 全店舗を閉店
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食材への汚染経路は現時点では特定されていませんが
検出されていないということです。
O-157は主に牛の腸内に潜んでいるのですが
牛肉を調理した器具や手袋、作業服などを介して
サラダなどの熱を加えない食材が、交差汚染されることがあります。
ただ、調査の結果では調理器具などからO-157が検出されなかったということなので
交差汚染の可能性は、現時点では低いという判断となっております。
今回、問題となった店舗は対策として、更なる衛生管理を徹底する事を掲げ
サラダを調理する専用のスペースを設けることや
パック販売にすることで、盛り付けたサラダに
人や物が接触出来ないような販売方法にする事を改善策としております。
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考えてみて下さい!
ビュッフェやバイキング形式のように
不特定多数の人が、同じ道具を繰り返し使うようなスタイルで
食材を取り分けていると・・・
今回のO-157のように少量(10~100個程度)でも
重篤な食中毒を起こしてしまう菌が
何らかの拍子に食材に付着してしまう可能性も「ゼロ」ではありません!
熱を加えないで食べるような食材を
誰でもが好きなタイミングで、盛り付けることが出来る環境では
集団食中毒が発生しても、何も不思議ではないですよね。
もしも不特定多数の人が接触する
トングのような盛り付ける道具を要因とした
集団食中毒だとしたら・・・
今回の事故は営業停止となった店舗だけではなく
他のスーパーや飲食店で起きていたかもしれないのです!
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どんな食品事故でも他人事だと思わずに
自分が働く職場では、同じような問題は起きないのか?
今一度!見直してみて下さいね。
2017.9.10 mint