北海道小樽市にある保育所が、給食で出した厚焼きたまごに
ステンレス製のたわし片が混入するという、事故が発生しております。
事故が発覚した経緯としては、6歳の女児が厚焼きたまごを食べた際に
長さ約2cm、幅1mm程度の異物を吐き出したので
念のために医療機関のレントゲン検査を受けたところ
なんと!体内でも長さ1cm弱の異物が発見されたのです(驚)
ステンレス製のたわしは、頑固な汚れが、よく落ちると思われていますが
実は汚れを落としているというよりは、表面を削ることで
キレイになっているように、見えているだけなのです!
しかも表面には細かな傷が残り・・・
その隙間に汚れが入り込むので、ステンレスたわしを使えば使うほど
汚れやすくなっていきます。
今では汚れがよく落ちるメラミンスポンジも、ポロポロと剥がれ落ちて破片が異物になるので、
持ち込みが禁止になりました!
一般的に使用されているのは、次亜などに耐性のある
キッチンスポンジなのですが、食品に混入しても発見しやすい
「青」が よく使われています。
ステンレスたわしのような、一部が破損して無くなっても
気付けないものは、調理後に発見することが出来ません・・・
飲食店でも同じですが、調理後の食品を異物検査をせずに
お客様に提供するような場合は
食材が直接触れるような場所に「ステンレスたわし」を使用しない方が
安全な食品が作れると思いますよ。
最後になりますが、体内で発見された異物が一日も早く!
安全に外に排出されることを願っています。
2018.2.20 mint