「時代の流れと共に複雑化!対面販売で働くことの責任と苦悩・・・」の記事でも書きましたが
流通業界で働く人の7割が
「度を越えた必要以上のクレームを受けたことがある」と感じています・・・
これは「カスタマーハラスメント」と呼ばれていて
ハラスメント(嫌がらせ)なのです!
こういった悪質な嫌がらせは、従業員とお客さんという立場を利用して
自分は強く攻撃される心配がないような状態で行われます。
だから従業員の側は、ただ聞くしかない状況がほとんどです・・・
そんな理不尽な嫌がらせは、周りに居る人も不愉快になるし、
場合によっては「営業妨害」にもなると思います。
「お客様は神様です!」という言葉がありますが、
神様ならハラスメントはしないはずです。
もし間違ったサービスを提供してしまったとしたら
嫌がらせなどせずに、正しい方向に導いてくれるのではないでしょうか?
だからお客様「すべて」が、神様ではないのです!
強気に出ると、もう来てくれないかもしれないとか?
悪い噂をするんじゃないか?とか
考えるかもしれませんが、多分もう来ないし
悪い噂もすると思いますよ・・・
カスタマーハラスメントに繋がるケースに限りですが、
理不尽な嫌がらせをお客さんだからと言って、全て受け入れていると
流通業界で働く優秀な人が、居なくなる可能性がありますよね・・・
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クレームに関しては必ず専門の部署で対応するなど
店頭などで直接、話を聞かなくてもいい仕組みが作れると
少しはカスタマーハラスメントが減るかもしれません。
もちろん!真摯に耳を傾ける必要がある話も、たくさんあると思いますが。
厚生労働省もカスタマーハラスメント対策の検討に着手しているみたいなので
何か有効な規制が出来ればいいですね。
2018.3.28 mint