今や国民の半数が、健康や美容、ダイエット、老化防止などを目的として
「健康食品」と呼ばれるものを摂取しています。
販売対象となるのは健康食品を食べることで
健康や欲しかった外見を手にしたい「すべての国民」だ!
と言うことは・・・
自分の意思で健康食品を購入することが出来る「子供」から「高齢者」まで
かなり広い範囲がターゲットとなるのです。
「健康」と、謳っているだけあって
特に、体調が悪い人が改善しようと
健康食品を購入しているのではないでしょうか?
ただ健康食品には法令上の明確な定義がないので
摂取することで目的としている効能や効果が得られるという
科学的な根拠が何もなくても、販売出来てしまうのです。
しかも「薬」と「食品」の中間的な位置付けから「安全」であると信用してしまい
より高い効果を期待して、過剰に摂取した結果!
逆に症状が悪化してしまうという問題も実際に起きています・・・
こうした健康被害を防ぐために、法的措置を用いた規制の強化や
効果的な対策を検討するべきだと、食品衛生法改正に向けての懇談会では発言されている。
規制の対象となるのは「リスクの高い成分を含むもの」
カプセルや錠剤など「濃縮された特定の成分を多量に摂取する可能性がある食品」に
限定してはどうか?という意見も出ています。
とは言え、重篤な健康被害を引き起こした商品は規制の対象となり、
行政を通じて国民に注意を呼びかけないといけません。
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その為には行政と健康食品の製造者が手を取り合って
情報を共有できる仕組み作りが、大切になってくるのではないでしょうか?
健康食品は薬ではありません!
だから効果が出る人と、出ない人がいます。
製造者は効果が出た事例だけを商品説明に使い!
多くの人に興味を持ってもらうようにPRしています。
そのことを理解した上で
過剰に摂取したり、健康食品に依存することなく!
上手に付き合っていきたいですね。
2017.12.9 mint