2021年6月までに消費者の健康被害に繋がる商品回収が発生した場合は
行政に届け出ることが義務化になります!
※健康被害に繋がる商品回収:食中毒や異物混入、アレルギー表示の欠落など
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食品衛生法改正!主要テーマ(回収情報を把握する仕組みの構築)
何度か、このコラムでも取り上げたのですが、
2018年末に下のリンクが消費者庁から公表されたので
再度、紹介したいと思います。
関連リンク
※消費者庁資料 参照
消費者の方が確認できる情報としては、回収の対象となる商品の
1. 商品名
2. 回収理由
3. 想定される健康被害などが
「オンライン上のシステム」で確認できるようになります。
以前も問題を提起したのですが、課題は
オンラインじゃないと確認できないということですよね?
今の時代は、どんどんデジタル化が進んでいて
商品の問い合わせなども、ホームページから必要情報を入力するようになっているし、
お問い合わせ用の電話番号を掲載していない企業もあります。
ここで問題なのはパソコンなどの機器がないと、お問い合わせできないということです。
この問題は食品リコール情報の確認にも同じことが言えるのではないでしょうか?
情報提供の第一歩としては良いと思いますが、
携帯やパソコンを持っていない人にとっては、
今回のリコール情報の配信は意味がありません・・・
個人情報など色んなことが関わってくることなので、
全ての人に確実に!というのは難しいかもしれませんが
一人でも多くの人にリコール情報が伝わる仕組みを構築して欲しいですね。
2019.1.31 mint