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こんにゃくゼリーVS 餅(もち) さあ!どっちが安全??<3> 完

前回までの投稿で島根大学医学部附属病院臨床研究センター 大野教授の

こんな問いかけを紹介しました。

※初めてこの記事に辿り着いてくれた方は

このテーマの<1>から順に読んで下さいね。

 

【どっちの食品のリスク(窒息)が高い?】

「餅 VS こんにゃくゼリー」

 

大野教授は他にも、こんな問いかけをしています。

【先入観があると危険性を過大評価してしまう?】

 

先入観と食品リスクの解釈についてです。

 

ここまでの投稿でも書いてきたように

こんにゃくゼリーは死亡事故の例が報道されてから

喉に詰まりやすい危険な食べ物だと評価されましたが、

実際は餅に比べると「30分の1以下」の頻度でしか窒息事故は発生していなくて

餅よりも「おかゆ」の方が「1.5倍程度」も窒息事故を起こしているのです。

 

あなたにはリスクを過大評価している食品はありませんか?

 

大野教授は食品リスクが過大評価されるケースを11項目紹介しています。

 

1. 意図せず受けてしまうリスク

2. 人により無害だったり有害になるリスク

3. 個人的な予防措置で避けられないリスク

4. 馴染みがない食材が原因になるリスク

5. 人工的なものが原因となるリスク

6. 潜伏して何年も経過してから有害になるリスク

7. 子供、妊婦や将来世代に害をもたらすリスク

8. 死、病気などに繋がる恐れがあるリスク

9. 被害者が特定できるようなリスク

10. 科学的に十分解明されていないリスク

11. 信頼できる複数の情報源から矛盾する報告が出ているリスク

 

上記のようなケースはリスクを過大評価してしまう可能性があるとしています。

 

食の安全性を確保するために、リスクの評価は欠かせないものですが、

過大評価してしまうと、必要以上の対応を取ってしまうことにも繋がります。

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正しく評価することは、いつまでも僕らに課せられた課題かもしれませんね。

 

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