遠足の定番!おやつが食物アレルギーの原因になる可能性があるということで
おやつにアレルギー成分が含まれていて、
交換した相手が、もしもアレルギーを持っていたとすると
場合によってはアナフィラキシーのような
ショック性の症状を引き起こしてしまうかもしれないのです。
ただ・・・遠足の醍醐味は、みんなといつもと違う場所で
「おやつ」を食べることではないでしょうか?
その楽しみを奪うのは、可愛そうな気もします。
小学校の高学年にもなると、学校帰りにお菓子を買う事もありますよね。
その時にお菓子を交換するのはノーマークなのでしょうか?
友達の家で、お菓子を食べるのは??
大事なことは、もっと前の段階のアレルギーについての
基本的な知識を教えることではないでしょうか?
文部科学省が発行している「学校給食における食物アレルギー対応指針」には
「学級での指導として」学校教育全体を通じて
食物アレルギーを有する者への配慮等を含む
アレルギーについての基本的な理解を促す指導を行います。と書かれています。
参考資料
学校給食における食物アレルギー対応指針
※P31 (ア) 参照
特定原材料の「小麦」一つ取っても
「パン」「うどん」「クッキー」など形を変えて
色んな食材に含まれています。
「カレー」のルーにも、小麦は入っていますよね。
こんな風に子供たちに、アレルギー物質や症状について
シッカリと教育しておかないと「おやつ」を規制するだけでは
アレルギーの問題は解決しないのです。
まずは学校教育でアレルギーについてのカリキュラムを強化して欲しいですね。
2018.4.24 mint