カットアップルを販売している自動販売機が故障して
保管温度が「10℃」を超えていた可能性があるとの理由で
該当する期間に販売された商品を自主回収するという事故が発生しております。
当該商品は包装されたカットアップルが、自動販売機で購入出来るというもので、
10℃以下の管理で商品の品質を保証しているのだと思います。
回収の対象となる販売期間が2017.12.4~2017.12.5の19時だということで
恐らく24時間~48時間の間で、自動販売機の温度を確認もしくは
データとして吸い上げていたのでしょう。
自主回収の発表が2017.12.6になっているので、
最長で約2日程度は時間が経過しています。
自動販売機でカットアップルを購入するお客さんは
買ってから「すぐに」商品を食べる可能性が高いです。
何故かというと、一時保管してリンゴを食べるなら
スーパーなどで、皮付きのものを購入した方が
日持ちするし、皮むきやカットをした「直後」が一番美味しいからです。
健康被害の情報は不明ですが、夏場に販売されていたとしたら
腐っていた可能性も否定出来ません・・・
温度データを「後追い」で、確認するのではなく!
10℃を超えるとエラーになり、自動販売機の電源が切れるなど
予想外の問題が起きた後に、商品が販売されない仕組みを作る必要があります。
飲料水は殺菌されているので、常温保存でも数日は品質が劣化しませんが、
食品はレトルトや缶詰め、冷凍食品など、長期保存を目的としているもの以外は
10℃を超えてしまうと、急激に品質が悪くなります・・・
12月の寒い時期に販売されたことが、不幸中の幸いだったのではないでしょうか・・・
今回の回収を教訓に品温異常品は販売されない仕組みになるといいですね。
2017.12.14 mint