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何故?カンピロバクター食中毒の発生件数が急増したのか?

厚生労働省が平成29年に発生した

「カンピロバクター食中毒」の事例(発生件数)を

都道府県などの報告を基に、集計した結果では

飲食店等で発生した、カンピロバクター食中毒の約半数が、

仕入れた鶏肉に「加熱用」の表示があるにも関わらず

「生食用」として提供していた事が原因で

カンピロバクター食中毒を発症してしまったと判明しています。

 

これは加熱用としての食肉の規格基準を満たしていないという

食品衛生法違反に該当し、発覚すると営業停止や逮捕に至ることもあります。

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厚生労働省からも各都道府県の局長宛に

「警察等との連携や告発など、厳正な措置を講じて下さい!」と

正式な通知文書を発行していますよ。

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実はカンピロバクター食中毒が急増したのには訳があって

牛や豚を生食用として提供する事に、厳しい基準が設けられ

事実上の禁止と言っていい状況になったので、

生食用の基準がない鶏肉を、生で食べた結果!

鶏肉にかなりの確率で潜んでいる「カンピロバクター」を

体内に摂取してしまったのです・・・

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ブロック肉の内部には、微生物が潜んでいない!と言われていますが

包丁やまな板、エプロンなどからの二次汚染を完全に防ぐことは

容易な事ではありません!

 

レバーなどの肝臓も注意が必要で、内部まで食中毒に繋がる菌が潜んでいます。

 

肉を食べると言うことは、対象となる動物の体の一部を摂取すると言うことです。

そう考えると、生肉を食べるのは危険だと思いますよね?

 

野生鳥獣(ジビエ)に至っては、鶏肉よりも更に危険な可能性もあります・・・

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生肉を食べたい気持ちは分かりますが

場合によっては後遺症が残ったり、最悪の場合は命に関わる可能性もあるのです。

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食肉を提供する側も、される側も、お互いが食品安全に気を配り

美味しく安全に「肉」を食べたいですね。

 

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