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茶葉から未使用の残留農薬が検出!防ぎようがないのか?

鹿児島製茶さんから販売されている茶葉から

当該商品の生産では使用していない農薬(プロシミドン)が基準値である

0.1ppmを超えていた事が自主検査で判明しました。

 

対象となる商品は回収するという判断となっていますが、

今回検出されたプロシミドン(0.19ppm)は体重50kgの人が

毎日この茶葉を9.21kg食べ続けたとしても健康に影響がない量です。

 

そもそも茶葉を9kg以上食べることが現実的ではないですよね・・・

と言う事は基準が厳しすぎるのです!

 

その基準に合わせて食品を回収しているのが残留農薬の現状です。

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基準を上回った可能性としては周辺で使用した農薬が風で運ばれて

茶葉についてしまったと考えれます。

 

と言うことは、風向きや強さによっては

また使用していない農薬が残留してしまう可能性があるのです。

 

現実的ではない厳しい基準値を見直さないと

手間隙かけて作った茶葉を廃棄するという状況を生み出してしまうかもしれません。

 

もちろん!安全性も大事なのですが、厳しい基準の見直しも必要ですよね?!

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2018.4.11 mint

 

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