食品衛生法改正の主要テーマとして
ジビエ(野生鳥獣)肉についての規制や
衛生管理の徹底が挙げられます。
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ジビエはその名の通り「野生の鳥獣」です。
僕らが食用として畜産している牛や豚、鶏などと違い
野生動物なので、飼育方法や餌が管理されておらず
体に有害な寄生虫を保有している可能性が高いです。
また食用として加工するときに、微生物検査が義務付けされておらず
対象となるジビエだけじゃなく、そのエリア(調理場)で加工する全ての食品が
生食用として牛や豚の販売が禁止され
唯一「鶏」が規制の対象となっていませんが、もしも規制されると
次はジビエに消費者のニーズが高まると予測されます・・・
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まだ規制の対象となっていない「鶏」も
カンピロバクターという微生物が付着している可能性が高く
三大食中毒菌の一つにも名を連ねているのです。
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実はカンピロバクター属菌は、牛や豚の生食が規制されてから
鶏刺しなどを原因食材として、食中毒の感染者が急増し
三大食中毒に仲間入りしました。
と言うことは、規制がないからと言ってジビエを生で食べたりすると
今まで想定していなかったような微生物を要因として
大規模な集団食中毒なんて事も、ありえない話ではありません・・・
食品衛生法改正で、ジビエ肉について
どのような規制が設けられるのかは分かりませんが
ジビエ=危険だと言うことを忘れず!生食は避けて下さいね。
2017.12.10 mint