今の時代はどれだけ安全で美味しい食品を作れたとしても
「人」が食料を運ばないと、食べることが出来ません・・・
食品業界は食料を運ぶ人が居て、始めて成り立っているのです!
そんな食品業界と関係が深い、物流業界では深刻な人手不足の問題を抱えています。
倉庫内で仕分けをする人材は自動化になるかもしれませんが、
ドライバーだけは、どうにもなりません・・・
自動運転が普及するのも、まだまだ先の事だと思います。
ドライバーの仕事は、ただ目的地まで荷物を届けるだけでなく、
積み込みや積み降ろし作業も発生してきます。
場合によっては梱包された全ての荷物を
一つ一つ手で積み込むこともあるのです・・・
僕の印象では、ある程度の年齢を重ねた人が
ドライバーをしていることが多く、高齢化の問題も考えると
更に人手不足は加速していくのではないでしょうか?
食品業界は「安全性」が、注目されることが多いので
食材を運ぶことには、多くの人の関心は寄せられません・・・
ただ忘れないで欲しいのは、食材を運ぶことが出来ないと
僕らはその地域の限られたものしか、食べることが出来なくなるのです。
人手不足だから労働時間が長く、十分な睡眠を取っていない状態で
長距離運転をしなくてはいけない・・・
しかも時間に遅れるわけにもいかない・・・
そんな大きなプレッシャーの中で、食品を運んでくれている
ドライバーさんは食品業界の縁の下の力持ちなのです!
一日でも早く、人手不足の問題が解決することを願っています。
2018.11.16 mint