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甘酒にカビ?どんな時に??

甘酒にカビが・・・

実は、お酒はカビの菌を発酵させて作っているのです。

だから甘酒にカビが生える可能性は「ゼロ」ではありません。

 

カビが生える可能性があるとしたら

甘酒に適した状態に発酵させた後に

それ以上、発酵が進まないよう、カビの菌を殺菌します。

 

この工程で殺菌が不十分だったり

殺菌工程以降にカビが付着してしまうと

甘みを持つ!お酒を栄養分として、カビが繁殖してしまうのです。

 

通常、工場などでお酒を大量に生産している場合は

無菌状態に殺菌された容器にお酒を充填し

十分な熱を加えてから更に殺菌します。

 

ただ・・・

人が一つ一つ充填されたお酒を確認できないほど

凄いスピードで商品を生産しているので

機械の設定や容器のセットなどに異常がないことを前提として

安全だと判断しているのです。

 

この自動的に生産している工程で、何か異常が発生してしまうと

出荷した商品(甘酒)にカビが生えてしまったという可能性は十分にありえます。

 

ここ数日で連続して甘酒にカビが生えたという理由の自主回収が発生していますが

機械で大量生産していても、どこかで異常に気付けるポイントを設けて

安全な商品作りを目指していきたいですね。

 

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