カンピロバクター食中毒の増加が止まらない・・・

このコラムでも何度も、カンピロバクター食中毒について取り上げていますが、

政府もカンピロバクター食中毒には注目しています。

2018.4.15 発行分の内閣府食品安全委員会の資料でも

「食品健康影響評価のためのリスクファイル―鶏肉等におけるカンピロバクター(ジェジュニ/コリ)－」の改訂にいて審議されている。

僕が考える問題点は大きく2点！

⒈ 鶏に感染しても害がないので、外観からは見分けが付かないこと

⒉ 加熱をしないで提供している人が居る

※カンピロバクターは75℃1分で死滅します。

「⒈」については、どうしようもない事だと思います・・・

特に重要なのは「⒉」なのですが、どれだけ注意を呼びかけても

加熱用の食肉を生で提供する人が居るのです。

政府も厳しく取り締まる姿勢で、各都道府県に正式な通知文書を発行していますが、

その手を緩めるつもりはなさそうです。

カンピロバクター食中毒はギラン・バレー症候群という

後遺症を残してしまう可能性がある恐ろしいものです！

加熱すると殺菌出来るので鶏肉は必ず！加熱して食べるようにして下さい。

2018.4.20 mint